5月5日は国府祭(こうのまち)馬場公園、と神揃山でそれぞれ神事が模様されますが午前の部、神揃山の神事を見に行きました。今年は早起きして、撮ったことにない、一宮寒川神社の鎮座から撮り始めました。寒川神社の神輿が神揃い山に向かっています。
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神揃山に登る道は神社ごとに決められています。
二宮川勾神社が登ってきました。
三宮の比々多神社が新緑の林から現れます。
四宮前鳥(さきとり)神社が登り、鎮座します。
最後に平塚八幡宮が登ります。
平塚八幡宮が鎮座すると比々多神社の餅まきが行われます。
餅の入った俵がヨイショウの掛け声で放り上げられます。
餅まきが終わると、座問答が始まります。
座問答は大化の改新以前、相武(さがむ)国と磯長(しなが)国が合併して相模国が誕生した際それぞれの一宮だった寒川神社と川勾神社が相模の国の一宮を争った論争が儀式化されて神事になりました。
座問答では虎の皮を使い神事を進めます、虎の皮を上位に進めることは当神社が一宮であることを表示し、次に別の神社が
虎の皮を上位に進めることでいやいや当神社こそが一宮となりこれを3回繰り返す長い長い論争であったことを表しています。 その仲裁として比々多神社の宮司が「いずれ明年まで」という言葉で解決されますが。いずれ明年までが1000年以上続いています。勝ち負けのない円満解決というわけです。
午後の部は神揃山から5社の神輿が降り逢親場(馬場公園)に移動して、神対面、国司奉納などの神事が行われます。
今年は神揃山の神事を見て帰宅しました。